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薬剤師の転職の理由

職場での人間関係

薬剤師の転職理由で、ベスト3にランクインする理由が職場の人間関係です。薬剤師は医師や薬剤師のように、診療科があるわけではありません。院外の調剤薬局でも院内薬局でもドラッグストアでも、勤務する場所は1つしかありません。おまけに薬局は病院のように広いわけではなく、ほとんどの場合は同じメンバーで勤務することになります。そのため職場のみんなが仲良しなら居心地の良い空間なのですが、そうでない場合はピリピリした空気が滞るだけの箱になってしまいます。また、女性が多く移動の少ない職場なので、職場を変えない限りは人間関係の問題を手放すことができないのです。

薬剤師の現状

厚生労働省の指導によって医薬分業が進められたため、薬剤師の担うべき業務が大幅に増えたと言われています。薬剤師1人で1日に受付することができる処方箋は、平均40枚と決められているので、患者が多い薬局では多くの薬剤師を常駐させなければなりません。薬剤師の多くは育児が落ち着いてからでも働くことができるので、再就職を希望する女性も多いです。そうなると人手は余るのではと考えがちですが、 業務の幅が広がったと同時に働く場所も増えたので、薬剤師を取り巻く環境は依然として人手不足の状態です。調剤業務以外の雑務が多く、本来の業務に就くことができない人が急増しています。

薬剤師の年収

薬剤師は専門職なので高収入かと思われがちですが、勤務する職場によっては一般企業の会社員と変わりありません。調剤薬局やドラッグストア勤務で400万円スタート。製薬会社勤務でも500万円のスタートとなっていて、ドラッグストアの店長クラスになって初めて700万円ぐらいの年収となります。薬剤師も医師と同じように独立することはできますが、基本的に調剤薬局となると医師の処方箋がなければ投薬できません。そのため既に多く存在している薬局と激戦して独立するには、それなりの資金や規模が必要になります。薬剤師の場合は大きなリスクを伴う独立よりも、職場に勤務する方が安定しているので、忙しくて年収が高くない職場でも勤務することになるのです。

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