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薬剤師に付与される資格

毒物劇物取扱責任者

薬剤師は、無試験で毒物劇物取扱責任者の資格を取得することができます。毒物劇物とは、塩化水素や硫化水素などの生命に影響を及ぼす毒物のことです。 毒物劇物取扱責任者は、これらの有害な物質を安全に取り扱うことができる資格で、農薬や染料などを販売するために必要とされています。薬剤師の場合は既に一定以上の知識を持っていると定義されているので、薬剤師の資格を取得すると毒物劇物取扱責任者の資格も同時に取得することができるのです。

食品衛生管理者

薬剤師は、無試験で食品衛生管理者の資格を取得することができます。食品衛生管理者とは、添加物や食品などを製造・加工する際に衛生面を注意しなければならない食べ物を取り扱う資格で、水産加工会社や豆腐屋・食肉加工会社などでは必須とされています。一般的には厚生労働大臣の登録を受けた講習会へ参加して、必要な単位を取得することで認定されます。食品衛生法によって、食品加工工場などは食品衛生管理者を置かなければなりません。

衛生検査技師

薬剤師は、衛生検査技師の資格を同時に取得することができます。衛生検査技師とは、微生物学的検査・血清学的検査・血液学的検査・病理学的検査・寄生虫学的検査・生化学的検査などを医療機関で行う資格です。ただし、日本臨床検査技師連盟の要望によって、2011年3月末で衛生検査技師の資格は廃止されることになっています。

麻薬取締官

麻薬取締官の資格は、ペーパーテストなどの試験を合格した者が従事するのではありません。 麻薬取締官の身分は厚生労働省の職員となるので、国家公務員となります。そのため国家試験に合格する必要はありますが、業務の性質上薬剤師資格を持つ者が付く場合が多いです。また、特別司法警察職員の権限が与えられているため、麻薬捜査に関しての逮捕権を持っています。テレビドラマで登場する麻薬Gメンと呼ばれる者が麻薬取締官のことで、税関や警察などと連携して業務に当たる場合もあります。

衛生管理者

薬剤師は、無試験で衛生管理者の資格を取得することができます。衛生管理者とは、労働安全衛生法において労働者の衛生環境の予防や改善をする資格で、衛生工学衛生管理者・第一種衛生管理者・第二種衛生管理者の3種類があります。50人以上の労働者を管理している事業所は、衛生管理者の専任が義務付けられています。薬剤師に与えられる免許は第一種衛生管理者免許で、 衛生工学衛生管理者になるためには研修と認定試験を受けなければなりません。

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