厚生労働大臣の認可
薬剤師専門の転職業者は、厚生労働大臣の認可がある業者を選んで下さい。厚生労働大臣の認可がなくても運営している業者もありますが、認可のある業者は登録料や利用料が必要ないので、無料で転職活動をすることができます。認可がない場合は、後から利用料を請求されることもあるので注意して下さい。転職業者は、人材を紹介することで医療機関から手数料を受け取ることになっているので、薬剤師の方に一切の費用が発生しないことになっています。
豊富なスキルアップセミナー
転職業者によっては、調剤業務の研修以外にもさまざまなスキルアップセミナーを開催しています。例えばアロマテラピーや薬膳料理など、本来薬剤師の業務とは離れていますが、健康を考える上では幅広い知識が必要なので、自分の視野を広げるためにも教育制度の整った業者がお勧めです。基本的に薬剤師は調剤することがメインですが、患者と接する接客術も重要なので、マナーやサービスについても学ぶことができることが理想です。
アフターサポート
「仕事を始めたら、ドラッグストアが閉店することになった。」「店舗を移動することになった。」というように、転職してから勤務環境が変わってしまう。ということもないとは言い切れません。そこできちんとアフターサポートをしてくれる転職業者を選んで下さい。 特に店舗の閉店などは薬剤師の方に責任はないので、迅速に次の職場を見つけなければなりません。条件が変わってしまった場合にも相談にのってもらうことができるので、入職後も転職業者を利用して下さい。
専門カウンセラーによるアドバイス
薬剤師の仕事は専門職なので、薬品業界や医療機関の実態を知っている専門カウンセラーが必要です。 同じ医療従事者と言えども、薬剤師は薬剤師や医師とは異なります。そのため薬剤師専門カウンセラーのアドバイスを受けることをお勧めします。どんな条件の職場がマッチングしているのか。自分の実績ではどのくらいの年収を希望することができるのか。転職業者の専門カウンセラーに相談することで、転職先の方向性を見いだすことができます。
自由な転職活動
転職業者を利用していても、「良い求人があるから。」といって半ば強制的に面接に行かされたり、「忙しくても毎週来てください。」というように転職活動に条件を付けている場合は、自由な転職活動ではありません。忙しいから業者に依頼しているわけで、仕事の合間に転職活動をするなら、個人でやっていることと何ら変わりはありません。また、業者の都合で断れないような状況なら、自分の意思を尊重してくれているとは言えないので、きちんと向き合ってくれる転職業者を探しましょう。
