調剤薬局/薬剤師求人・転職情報ポータル《薬剤師.Be!》 >> 薬剤師の転職 >> 薬剤師の種類
お気に入りに追加する
薬剤師の種類

一般の薬剤師

薬剤師国家試験に合格している人が一般の薬剤師です。 薬剤師国家試験の受験資格は、2006年から6年制の薬学過程を修了した者。という方向に変更されたため、2012年には6年制を修了した学生を対象に、新薬剤師国家試験が実施されることになっています。薬剤師には医師の研修医のような制度はないため、国家試験に合格して大学を卒業すれば、すぐにでも薬剤師業務に就くことができます。薬局や病院によって研修制度を独自に設けているところもありますが、ほとんどの場合はより実践に近い形で業務をスタートさせています。また、薬局の運営責任者として管理薬剤師という役職がありますが、管理薬剤師は特別な資格を取得して就くわけではなく、薬局の店舗運営や管理など経営者としての業務がプラスされる店長のようなものです。

認定薬剤師

薬剤師には、認定薬剤師制度と呼ばれるものがあります。この認定薬剤師制度は、指定された機関で一定の研修を積むことによって認定されるもので、現在は大学や薬剤師会・NPO法人・一般社団法人など合わせて13の団体が実施しています。それぞれの団体によって認定する基準には違いがありますが、薬剤師としての知識と技術を評価する1つのバロメーターになります。ほとんどの団体で薬剤師としての実務経験を必要とし、その上で認定試験や研修や講習会を受けなければなりません。また、何年かごとに研修会に参加して単位を取得し、更新手続きをとらなければならない資格もあります。患者から見ればわかりにくいのですが、大規模な病院には常駐しています。

専門薬剤師

薬物療法の提供を目的に作られたのが専門薬剤師制度です。専門薬剤師は、がん治療の緩和ケアや漢方・生薬の専門知識など、それぞれの専門分野で一定レベル以上の適正と能力を持った薬剤師のことです。専門薬剤師になるためには各薬剤師会の研修会に参加したり、専門薬剤師認定試験に合格しなければなりません。現在7つの専門薬剤師資格があり、分野によっては薬剤師としての5年以上の実務経験3年以上に渡る専門分野での指導など、実技研修や論文の提出も必要となるので、 認定薬剤師よりも更に高いスキルが求められます。一般の薬局ではあまり見かけることはありませんが、大学病院などの学術的な医療機関で就業しています。

薬剤師求人・転職情報ポータル《薬剤師.Be!》 >> 薬剤師の転職 >> 薬剤師の種類
▲ TOPに戻る
掲載会社一覧